サテライト水戸は全国の競輪レースを発売する競輪場外車券売場です。入場料・駐車場は無料です。

お知らせ・イベント

地下施設も凄かった東京スカイツリー

毎年恒例の茨城県次世代エネルギーパーク推進協議会(会長・橋本昌知事)の視察研修会。今年は11月20日に「東京スカイツリー」と千葉県市川市にある「妙典発電所」に行ってきました。


澄み切った秋空にそびえ立つ東京スカイツリー。お仕事なので展望台の視察はなし

電波塔の高さ(634㍍)世界一を誇る東京スカイツリーは、国内初の地中熱を使う最新鋭の空調設備を導入、世界一に匹敵する省エネを実現しています。仕組みは、年間を通じて15~17℃と一定の温度となる地下120㍍の深さに、熱交換用チューブを通し、大型蓄熱漕に地熱で冷暖した水を貯めるというもの。


地域冷暖房システムP

地下120㍍の地中熱を利用した熱交換用パイプ

高効率のヒートポンプ機器と安価な夜間電力で運転し、東京ソラマチや東武鉄道本社など東京スカイツリー周辺施設の冷暖房を集中的に管理。その結果、昨年7月の日中の最大使用電力は346kWと、契約電力の10分の1に抑えたそうです。なお、25㍍プール約17杯分を貯め込む大型蓄熱層の水は、災害時には地域住民の生活用水として使われます。

午後の視察は千葉県水道局が管理する市川市にある「妙典給水場」。ここでは、浄水場と配水池の落差(37㍍)を利用し、2008年5月からマイクロ水力発電所を設置、稼働しています。発電出力は300kW。年間の使用電力量の約20%をこの水力発電で賄っています。妙典給水場は浦安の東京ディズニーリゾートの水道水を供給しているとあり、「みなさんは一度はここの水を飲んでいます」との説明がありました。発電装置を設置した「東京発電」は、このほかに幕張給水場で350kWのマイクロ水力発電を行っています。ちなみに茨城県内では、上水道施設を利用したマイクロ水力発電はまだありません。


水道管に接続された発電量300kWの水力発電施設。かたつむりの形にタービンを回す羽根が入っている

今回の視察を通して、日本の省エネ・節電技術の高さを改めて認識するとともに、環境に優れた自然エネルギーの素晴らしさを実感することができました。

 

 

2013年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

過去のお知らせ・イベント

過去のお知らせ•イベントはこちらから

PAGE TOP