6月22日に筑波山で開催されたツール・ド・つくば2014。今年で5回目の出場で初めてのレインレースに。当日は天気予報通りの雨。集合場所の筑波総合体育館から筑波山方面は厚い雨雲に包まれていました。スタート地点は平沢官衙遺跡。7:30にエキスパート部門がスタート。続いて年齢別にレースが始まりましたが、私がエントリーする40歳代は最も参加者が多く8:20ごろに出発。いつもは自転車に乗りながら撮影していましたが、土砂降りの悪天候のためデジカメ撮影は封印し走りに集中。
雨雲に隠れた筑波山をバックに記念写真
降りしきる雨の中、スタートする参加者
不動峠をクリアし筑波スカイラインに入ると面前は真っ白な濃霧。雨に加えて視界不良、さらにダウンヒル区間もあり、スリップによる転倒を避けるため速度を十分落として走行。ゴールまで約2㌔地点の風返し峠から一気にラストスパート。トランザム状態でペダリング。シャワーのような雨が冷却効果となり辛うじて暑さだけはしのぐことが出来ました。結果は47:56でゴール。悪天候にもかかわらず昨年に続いて47分台。もともと体型自体がヒルクライム仕様ではないので、中年ボディーの私にとってはこのタイムは上出来。
ゴール直後、寒さに耐えかね再びウインドブレーカーを着用
この大会はレースが終わった後も疲れを癒やす時間はなし。愛車のバイクをトラックに積み込む作業が待っているからです。ゴール付近はレースを終えたばかりの参加者が息を弾ませた状態で列に並びます。私も冷たい雨と寒さに耐えながらバイクをスタッフに渡すと、足早にシャトルバスに駆け込み下山。開会式のイベント広場では毎年、足湯のサービスが行われていましたが今回は機械のトラブルで中止。冷え切った体を温めようとしていたのに残念。閉会式ではバイク1台が行方不明の連絡が…交通規制の時間や事故防止等の理由もありますが、出来れば愛車に乗っての下山はできないものか。そうなればトラックやシャトルバス輸送のコスト、それにCO₂削減にもつながるはず。
濃霧に包まれた頂上では、トラックにバイクを乗せるため順番待ちする参加者